11月定例会活動報告・パートⅠ(第2124号)

11月11日(土) 四国銀行交流事業の応援編


 救援隊と四国銀行との協働の森づくりにおける協力関係は、救援隊の設立当初から継続されておりまして、お蔭さまで今年で19年目を迎えております。
 そんな協働関係の中で「かけがえのない環境を未来に・・・」との想いで、森や人との触れ合いを大切にしながら取り組んできていた交流事業は、コロナの関係から暫く中断されておりましたところでしたが、今年は5年振りに再開を果たすこととなりました。


 開会にあたっての吉田佳史地域振興部長のご挨拶では・・・
 この日のメインイベントとなる防災食セミナーのご紹介において、少々フライング的な説明もあって講師の先生からストップがかかるという爆笑の場面もございましたが、久し振りの事業再開を祝うとともに皆さんに楽しんでいただきたいとの熱い想いの伝わるお言葉をいただきました。


 続いて、 高知県や高知市からは日頃の四国銀行の森づくりへの真摯な取組みに対する感謝の言葉が述べられ・・・
 田鍋隊長からは、久し振りの交流事業の再開に対する感謝の言葉とともに、午後からの木工クラフト教室についての説明も行われました。


 そして、メインの防災食セミナーへ・・・
 講師は「かおりん」こと斎藤香織先生ですが、「身近な防災植物は沢山あるので積極的に挑戦して欲しい。名前は覚えられなくてもいいから、食せるか食せないかの判断ができるように・・・」との明瞭な説明からでした。


 そして、野山へ出てからの植物採取では・・・
 先ずは食べてはいけない植物として、アジサイやスイセンなどの有毒植物の見分け方についての説明がありました。

 その後、皆さんそれぞれ思い思いの食さい探しとなりましたが・・・
 養成講座の研修生として、半袖姿で参加してくれていた元気な中村旭登くん(高知大3回生)も自分の食べる分は確保しなければ・・・と思ったのか、植さい探しにはひと際懸命でした。(笑)


 この日採取した防災食となる野草は・・・
 オオバコ、スイバ、ヨモギ、フキ、カラスノエンドウ、ナバナ、ツユクサ、フキなど多数。
 写真の野草は、香りがバジルに似て美味しいと言われているカキドウシです。

 ビニール袋も一杯になる位に、十分採取出来たところでお料理タイムへ・・・
 「レッツゴー!」の合図を送った「かおりん」先生の表情も緩んでまいりましたよ~!(^O^)


 先ずは、ビニール袋に塩と少量の水を入れてかく乱させてあくを抜きます。
 そして、アイデア満載の乾燥食品や調味料を加えて、再度軽くかく乱させると即席で絶品野草サラダの出来上がり。(^O^)


 その他、揚げただけで超絶品となる野草てんぷらに、地元の婦人科「百日紅」の皆さんが調理してくれた田舎料理も加わって超豪華なランチとなりました。

 その出来栄えには「かおりん」先生もお手伝いとして奮闘していただきました防災食スタッフのお姉さまも大満足のご様子で、ご覧の笑顔を返していただきました。
 お二人さま、楽しいセミナーの開催ありがとうございました~(^O^)


 午後からは救援隊の出番。
 この日の木工クラフトコーナーはマイ箸づくりの予定でしたが・・・
 一応対応できるようにと用意してくれていたストラップづくりが、幼いお子さんの参加も多かったことから大活躍となりました。


 令和5年度の養成講座の研修生として熱心に参加してくれている土佐町地域おこし協力隊の甲把正一郎さんですが・・・
 今や救援隊の新戦力として大活躍してくれており、この日もお子さんへのストラップづくりの手ほどきを優しく行ってくれておりました。

 一方、こちらは大人が主体となって盛り上げていただきましたマイ箸づくりコーナー。
 四国銀行の吉田さんとは救援隊設立以来の長~いお付き合い。
 マイ箸づくりもお手のものでして、一人で黙々と作業されておりました。(笑)


 こちらの満面笑顔のお二人は、高知市鏡地域振興課の職員さん方。
 残念ながら写真には写せておりませんが、開会式でご挨拶いただきました高知県の日田さん共々マイ箸づくりには魅了されていたご様子でした~!(^O^)

 こちらも満面の笑顔のポーズとなりましたが、満足のいく出来栄えだったのでしょうかねぇ。
 研修生の中村くんはマイ箸づくりが2度目の挑戦となりましたが、まだしっくりとはいかなかったようでした。(笑)
 まっ、徐々に慣れて行っていただければいいですよね。(^O^)


 最後は、こちらのスナップ写真でどうだ~!!!(提供は四国銀行の山本さん)
 これでも楽しさが伝わりません・・・って方がいらっしゃたら、お申し出くださいと言いたくなる位の笑顔の揃い踏みとなりました~!(笑)

 四国銀行の皆さま、高知県及び高知市の皆さま、地元吉原地区の百日紅の皆さま、そしてご協力いただきました隊員の皆さま、本当にご苦労さまでございました。
 心より御礼を申し上げまして、四国銀行交流事業の報告とさせていただきます。

11月定例会活動報告・パートⅠ(第2124号)」に2件のコメントがあります

  1. 急に冷やくなった朝、久々の四銀さん達との鏡・吉原への集合となりました。
    久しく訪れた吉原公民館・・本当に懐かしかったですのですが、百日紅のおばちゃん活動も無くなっていて寂しかったですね。でも神社や川辺りの佇まいは美しかった、是非とも夏には孫達と泳ぎに来たいと思いました。
    さて、吉田部長も山本さんもお元気な様子に一安心。沢山の行員家族参加に、四銀さんの山や森への感心が強く伝わります・・思えば門田さんや伊藤さん達とのスタートからの長いお付き合い、本当に有難い事だと思っています。
    今回の「防災食」はとても意義ある内容で、野草がこれ程美味しく食べられるとは「目から鱗」でした。カオリン女史の活躍、これからもどんどん広めてもらいたいと思いますね。それにしても・・「野草天ぷら」美味しかった‼️
    じっくり午後からの木工工作もお手伝いしたかったのですが、明日のアジロ山イベント準備の為早退・・ごめんなさい😅

    四銀の皆さんが、マイ箸やストラップ作りに楽しんだ様子をブログで読んで、本当に良かったです~😆そして山本さん、神社前の子供たちの完成集合写真が、最高にステキでした❤️
    また、皆さんに会えるのが楽しみです。

  2. レディーババさま

    10年ひと昔と申しますが・・・
    私と四国銀行との関係は土佐の森の頃から数えますと20年を越してしまいました。
    土佐の森の時代からお世話をいただきました門田さんには、ここ数年活動の場でお会いできる機会が無くなってしまって本当に寂しい思いに駆られているところです。
    しかし、門田さんの想いは四銀森林サークルの皆さんにしっかりと引き継がれて、今日の活動に繋がっていることに感謝したいものですよね。
    また、再会できますことを願って精進していきたいものです。

    事務局長

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