12月定例会活動報告・パートⅢ(第2141号)

12/3日(日)研修2日目  横倉山の自然の森、牧野公園の整備活動の学習

  <横倉山自然の森博物館編>


 お世話になった米日屋を出発し、横倉山自然の森博物館へ・・・
 昨晩の懇親会にも参加いただいたツアーガイドの齊藤さん、我が隊が誇る森林インストラクターの資格を持つ井上氏が合流。

 さらに昨日の研修に参加されていた佐川町地域おこし協力隊の岡本さんと中川さんも急遽の参加、総勢14名の研修部隊となりました。

入館への長いスロープには
大自然を満喫して欲しい・・・との大きな意味がございました

 この博物館は、世界的にも有名な安藤忠雄氏によって設計された建物ですが、ガイド役の齊藤さんもこの設計に関わっていたとのことで、入館前に建物の特徴についても説明をいただきました。
 メタセコイアの鮮やかな紅葉、穏やかな日差しを受けて晩秋の風に漂う木々を眺めながら、長い折り返しのスロープを渡っての入館でした。

展示されていたアラガシの倒木は
とてもとても模造品とは思えない代物でした

 アラガシの倒木を配置した原生林の生態系を示したジオラマに始まり、太古からの横倉山のおいたちを示す地層の特徴や化石の数々、平家の落人伝説や牧野富太郎博士のフィールドワークとしての紹介。
 どれも興味深い展示でしたが、ゆっくり鑑賞するにはとても時間が足らず駆け足での見学となりました。

齋藤さんの温厚で分かり易い説明には感動させられました

 そんな中、個人的に印象に残ったのは、安徳天皇は壇ノ浦で海に身を投げて亡くなったとされていますが、実はそれは身代わりだったという齊藤さんのお話しでした。

 また、博物館を出る際に、四国の野生動物の生態研究の第一人者である谷地森秀二博士(現在当館で学芸員として勤務)が高知大生2人に名刺まで渡してお話しをしてくれました。
 またどこかで詳しいお話を聞ける機会があれば良いですね。

<横倉山トレッキングツアー~永久の自然と歴史ロマンを体感~>

笑いの掴みはバッチリの植田さんに皆、大爆笑~!!!(笑)

 博物館を出てバスで第三駐車場まで移動。
 いよいよ横倉山登山のスタートでしたが・・・ここでもちょっとしたハプニング発生。

 山登りをスタートするに当たり人数確認のため「番号!1,2・・12」、「よし出発!」と歩き始めた後まもなくして、13人目の植田修平さんが何食わぬ顔で登場。
 さっきの人数確認は何だったのでしょうかねぇ・・・?(笑)

豪華キャストによるご案内に皆さん大満足!

 横倉山の自然や歴史に詳しい齊藤さんのガイドに加えて、井上さんからは植物の細かな特徴の説明を聞きながら、皆さんそれぞれに木の名前を確認したり、天然木の逞しさに驚嘆したりと自然の森を満喫しているようでした。

絶壁の「馬鹿だめし」をのぞき込む何て正しくバカじゃないの・・・
と思ってしまうのは事務局長だけなのでしょうかねぇ~😓

 「杉原神社」やウラジロガシの群生地などを経由して「ヨコグラノキ」の基準木がある横倉宮、切り立った断崖絶壁にそびえる「馬鹿だめし」に到着。

 ここでは中川事務局長(実は極度の高所恐怖症)に是非行ってもらいたかったのですが、案の定そこに姿は見えませんでした。
 その一方で、高いところが大好きな甲把さん、井内さんに加えて、せむさんたちは大喜び。
 そして簾君も「ここで行かないと・・」と意を決しての挑戦でした。

皆さんが手にしている布袋竹の杖は、齋藤さんからのプレゼントでした~(^O^)

 そして、お待ちかねの「トレッキング弁当(田鍋隊長の宿敵である鶏肉入り)」。
 穏やかな太陽の光に包まれ、眼下に広がる山々を眺めながらの食事は最高!
 「山に関心を持ってくれている人達がこんなにいて、今回こうして出会えたことが嬉しい」という齊藤さんの言葉が印象的でした。

 また下山後には、齊藤さんから素敵なプレゼントまでもいただきました。
 このスティック(竹杖)を持ってまたどこかで一緒に山を楽しめたらと嬉しいですね。

<佐川公園整備活動 ~町民みんなで草花を育て整備する活動に学ぶ ~>

牧野公園の散策では、戸梶さんを始めとした
お三方の説明に耳を傾けて・・・

 再び佐川に戻り、今回の研修の最後のメニュー「牧野公園の整備活動の学習」です。
 出迎えてくれたのは、この研修の講師をしていただける戸梶友子さんとお仲間の笹野啓二さん、土佐の森救援隊の理事も務めている市川浩司さん。
 佐川町と言えば、日本の植物分類学の父、牧野富太郎博士の生誕地で、朝ドラ「らんまん」のモデルとなった場所です。

一面に咲き誇っているかと期待しての訪園でしたが・・・確認できたのは数輪
しかし、その分感動も大きいものとなりました~(^O^)

 ここ牧野公園は、元々は牧野博士が送った「ソメイヨシノ」の苗木を地元の有志が育て、桜の名所として整備されました。

 その後、桜の再生事業に加え、2014(平成26)年度からは新たな整備が始められ、今ではバイカオウレンに代表される牧野博士にちなんだ四季折々の草花が楽しめるほか、高貴な花を咲かせるジョウロウホトトギスをはじめとする絶滅が危惧される希少種も見ることができます。

タイキンギクの群生地では・・・
ガイドの戸梶さんの説明にもひと際力が籠ってきておりました~(笑)

 そんな公園の整備を担っているのが「牧野公園はなもりC-LOVE」で、住民、行政、観光協会が一緒になって活動しています。
 基本月曜日と水曜日の週2回の活動で、月曜日が我が隊で言うところの「オンチャン部隊」の活動、水曜日は、佐川町内のほか高知市や須崎市あたりからボランティアで参加する人も多いとのこと。

公園整備はチーム田村や「牧野公園はなもりc‐love」などの
ボランティアの活躍にも支えられています

 広い園内の整備を基本的に手作業で行うのは大変だろうとは思いますが、自らが植えて育てていくからこそ愛着を持って作業に参加でき、活動も長続きするんだということを改めて認識しました。
 「みんなの笑顔こそが活動の原動力」、これは我が隊も含め他のボランティア活動団体すべてに共通する言葉ではないでしょうか。

<終わりに~全体の総括と今後に期待すること~>

牧野博士のお墓のある牧野公園からは博士の愛した佐川町が一望できました

 お陰様で、内容の濃い(濃厚すぎ?)研修になったと感じています。
 特に私にとっては、県庁時代の思い出がよみがえる至福の2日間でした。

 時間的な制約もあり、ゆっくりと深く学習することはできませんでしたが、今後各人が改めてゆっくりと学習するきっかけになれば幸いです。
 また、今回の研修では、研修の内容よりも、佐川町の中川さんなども含め新たな研修生のほか多くの方々に参加いただけたことが何よりの収穫であったと感じています。

 今回の研修の最高到達点となる横倉宮には
大学生二人のサポートを受けてやっと辿り着くことができたお方も・・・(笑)

 ただ一方で、閉会の挨拶で田鍋隊長が「明日は動けんかも?」と言われたように、特におじさんたちには少し過酷な研修日程になったかなと反省もしております。
 皆さん、本当にお疲れさまでした。

 最後になりますが、佐川町の高鴨さんや四万十の宮崎さんはじめ今回の研修にご協力をいただいた皆様方に深く感謝と心よりお礼申し上げます。
 これからもよろしくお願いします。

 ついつい長い投稿となってしまいましたが、中身を詳しく紹介するにはまだまだ不十分で書き足らない部分も多々あります。
 そこは研修生の皆さんをはじめ参加された方からの感想文等で補足していただければと思います。
 また今回研修に参加できなかった受講生の皆様には、是非このレポートを読んでいただいて、率直な感想、コメントをいただけると幸いです。
 また、次回からは研修生の方にもレポート作成に協力してもらおうかとも考えています。
 おじさんの凝り固まった目線より、大学生など若者の目線からのレポートが新鮮でしょうから、今後の展開にご期待ください。

  ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇   ◇ 

 以上、自称:事務局補佐とご謙遜の高橋隆さんからの定例会活動報告でしたが、いかがでしたでしょうか。
 中々の濃い研修内容でしたが、詳しく的確にまとめられていることに感心させられた事務局長でございます。
 確かに、長文報告とはなっておりますが森づくりを行っていく中で参考となる内容がふんだんに盛り込まれておりますので、是非ゆっくりと目を通していただきたいものです。

 研修生の皆さんを始め、地域興し協力隊やその卒業生の皆さんの糧となる講習会であったことに期待を寄せるとともに、本講習会でお世話になりました佐川町や越知町の関係者の方々に御礼申し上げまして12月定例会活動の報告とさせていただきます。
 タカさん、本当にお疲れさまでございました~!(^O^)

12月定例会活動報告・パートⅢ(第2141号)」に5件のコメントがあります

  1. 「馬鹿だめし」・・本当に若者(バカ者)達は楽しげにあの絶壁に~😱ダーリンや
    ババ様は絶対ダメ~~~絶景とはいえ遠慮申し上げました。その上、頂上手前の階段は120段近くあり、レン君や明里ちゃんに両脇を抱えられてのババ様・・ああ、やはり体力低下・・若者のスピーディーさには完敗でした‼️

    牧野公園のお目当ては「バイカオウレン」、開花時期は1~2月とありました。しかし、可憐な一輪が・・いえ、二輪三輪と咲いておりました。もう感激~❤️
    時間が押しており、なかなかじっくり見学とは参りませんでした。が、そこはチャッカリおばちゃんパワーを発揮・・しっかり帰り際の古民家カフェにてソフトクリームをゲット‼️おんちゃん達には「何しゆう、遅い😒➰💦」と文句いわれましたけどね~😆

    充実の2日間の研修旅行、存分に満喫したババ様でした。さて、何を勉強したのかは定かではありませんが、楽しかったちや~❤️

  2. レディーババさま

    久し振りに開催された宿泊型の研修会は、ホント充実の二日間となりました。
    何を勉強したのか分からない・・・とおっしゃっているのは貴女だけでして、私のもとに寄せられてきている感想は充実したものとなっておりますよ。
    まぁ~それでも楽しんでくれたことは事実のようですので、良しといたしましょうかねぇ。(笑)

    事務局長

  3. 中川事務総長さんへ。ほんと超多忙な中、パートⅠ~Ⅲの素晴らしい編集作業ありがとうございました。原稿量が多すぎて大変だったでしょう。ほんとお疲れ様でした。つたない文書も写真が入ると結構読めるものになるなあという印象です。やっぱり下手な文章よりも写真ですね。人に読んでもらえるものを作っていくノウハウの習得という意味で大変勉強になりました。

    さすがにパートⅢは、情報量が多く処理に苦労されていることと、とりあえず早くアップしておきたいという気持ちも垣間見えますね。(なかなかないとは思うけど)また少し暇になって落ち着いてからで結構ですので、下記の点について検討をいただければ幸いです。
    ①牧野公園の整備活動編について、一か所空白の枠囲みがあるのと、「牧野博士のお墓のある牧野公園からは博士の愛した佐川町が一望できました」のコメントの挿入位置
    ②横倉山トレッキングツアー編の最後の方と、牧野公園での研修の部分、できればもう少し写真が欲しいかな
    ③「今回の研修の最高到達点となる横倉宮には大学生二人のサポートを受けてやっと辿り着くことができたお方も・・・(笑)」の挿入位置は、横倉山トレッキングツアー編の馬鹿試しの後(お弁当の前)あたりがはまりが良いかな?
    掲載する写真データの活用方法(例えば他の人が撮った投稿写真等)も幅が広がると良いですね。
    <長文失礼しました>

  4. 皆さんからのコメント投稿(何でもひとことでOK)期待していま~す。

  5. タカさん様

    この度の定例会報告のレポート、本当にありがとうございました。
    確かに、長文で編集作業も大変でしたがこれまでにない感覚で楽しむことができました。

    はっきり申しまして、これまでは見ていただけているのどうかさえも確認できないという味気無さも感じながらの独り善がり報告でしたが、確かな連帯感を感じとることができました。
    これからは、おっしゃる通り参加者からのレポートをどんどん掲載していけたらいいですよね。
    またご協力くださいませ。(^O^)

    写真の掲載の件につきましては、ブログ写真の掲載容量をオーバーしてしまってアップできなくなってしまいました・・・😓
    今、とある専門家に相談して対処を検討してもらっていますが、直ぐに対応できるかどうかが分からない状況ですのでご容赦くださいませ。🙆

    事務局長

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