2月定例会活動報告・パートⅢ(第2342号)


2月22日(土) 南国市有竹林の実態調査&研修会編


 この日は、2月定例会活動の第3弾としての南国市有竹林での実態調査&竹林整備研修会の開催です
 高知県森林インストラクター協会の荒尾正剛会長と救援隊の井上靖彦森林インストラクターの二人の講師による養成講座の受講生向けの竹林整備研修会が主な目的でしたが・・・
 令和7年4月から始まる高知県、南国市、ミロクテクノウッドと救援隊の4者による協働の森づくり事業の協定締結に向けての南国市有竹林の実態調査と、協働の森づくり事業による竹林整備の進め方についての意見交換会も行われるなど、救援隊のメンバーにとっても勉強になる大変有意義な研修会となりました


 先ずは、事務局を代表して高橋隆さんから本研修会の目的や竹林の現地検証を基に開催される意見交換会の趣旨説明から


 続いては、お集まりいただきました関係機関のご紹介です
 ミロクテクノウッドからは山本総合企画室長と掛水総務部次長、高知県林業環境政策課からは馬場主事、南国市農林水産課からは岡﨑主事等が参加してくれました

 更に、過日のボランティアネットワークの交流会で情報交換することとなった「加茂山と親しむ会」代表の森木さんも駆けつけてくれることとなりました


 協働の森事業の実施現場となる南国市十市の南国市有竹林での現地調査と竹林整備の進め方についての講師役は、高知県森林インストラクター協会の荒尾氏と井上氏のお二人にお願いいたしました


 竹林内の状況は、未整備竹林の定番とも言える枯れ竹が縦横無尽に倒れ掛かっている状況でしたので、先ずは調査ができるように枯れ竹の除去作業からの実施です

 次に、5m四方の調査エリアをテープで囲み、その中に生息している竹の本数と年生を確認していきます


 手前の節の白い竹は1~2年生で奥の竹が6年生以上(竹の寿命は通常10年位)
 竹林整備を実施する場合は、6年生以上の竹から除伐していくのが基本となります

 この調査エリア内に生息していた竹は、1年が2本、2年が2本、3年が1本、4年が2本、5年が4本、6年以上が13本の合計24本
 理想は3000本/haですから、5m四方であれば7~8本位となりますので、5年以上の竹は全て伐採する計算となってきます


 竹の特徴としては地下茎があって、竹はこの地下茎を伝わって広がっていきます
 地下茎の寿命は通常12~13年位と言われていますので、古いものから除伐していくことが理想のようですが・・・

 いちいち掘って地下茎を調べながら除伐していくことは難しいことですので、竹林整備を進めて行くうえでは知識として持っていただいた上で年数で見分けて整備していくことが理想と言えそうですよね


 そうした現地検証の結果に従って、伐採すべき竹を除伐してみました
 しかし、混み合っている竹林ではそのまま倒し込もうとしても中々倒れてはくれません


 救援隊では「竹取りの翁」とも呼ばれている井上講師としてはじくじたる思いだったのでしょうが・・・
 この日は、研修と言うことでしたので敢えて掛かり木覚悟の伐採に挑戦していただきました

 25㎡のエリアの中の伐採すべき竹(15~16本)の内の僅かに数本を除伐しただけなのですが、上を見上げてみますと明るさが格段に違ってまいりました
 これが竹林整備の醍醐味と言えますよね(^O^)


 研修場所を変えての高橋邸では・・・
 南国市有竹林をフィールドとして協働の森づくり事業として進めて行く竹林整備の進め方についての意見交換会も開催されました


 ミロクテクノウッドの山本室長からは、3年間で300万円の協賛金の拠出は言うまでもなく竹材の確保も目的ではありますが、本事業が県下の未整備竹林の整備に繋がるモデル事業として成功させていくことが大切なことであり、企業としての責任とも受け止めている旨の有難い説明でした

 また、高知県木材産業振興課の荒尾さんからは、高知県としても本事業の応援に腰を据えた対応策を練っているところであり、皆さんの協力の下で成功させていきたい事業との前向きな発言もいただきました


 最後は、竹の活用方としては竹細工も有効と田鍋隊長手作りの灯篭や太鼓などの竹細工製品も展示、提案もさせていただきました

 いよいよ、『山が動く!!!』を実感させられた事務局長でございました~!(^O^)

コメントを残す

こうち森林救援隊をもっと見る

今すぐ購読し、続きを読んで、すべてのアーカイブにアクセスしましょう。

続きを読む