2024年1月定例会活動報告・パートⅠ(第2154号)

1月13日(土) 鋸谷式間伐研修会編


 1今年は救援隊設立後20年目を迎えることとなりましたが・・・
 そのスタートとなる記念の定例会活動は、初心に返っての鏡川源流域(鏡・吉原地区)での人工林整備からとなりました。


新入隊員の紹介から・・・


 今回の定例会活動も森づくりのリーダー養成講座の研修会を兼ねての開催。
 新たな受講生として、土佐グリーンパワーの斎藤学さんもお迎えすることとなり、グリーンヘルメットの授与も行われました。

 高知大生の中村旭登くんはこれまでにも何度か養成講座には参加してくれておりましたが、これまでは座学が中心だったことからこの日の実践活動で晴れてのヘルメット授与に至ったものでした。
 その笑顔からはやる気が漲っておりましたよ~!(^O^)


 その他四万十町地域おこし協力隊の藤田健吾くんなど5名を対象とした鋸屋式間伐の研修会のスタートです。
 先ずは、チェーンソーの講習会から。

 
 そして、鋸屋式間伐による形状比(樹高÷胸高直径)を測定するため、胸高直径の大きさが標準的な1本のスギの木を伐採します。
 伐採の担当は、土佐町地域おこし協力隊として日頃から間伐作業にも従事されている甲把正一郎さんにお願いいたしました。


 伐採したい方向へ受口を切り、慎重に追切りを入れていきますが・・・
 慣れている作業とは言え、胸高直径が36cmの大木となると、狙いどおりの方向に無事に倒れてくれるまでは緊張してしまいますよね。
 お疲れさまでございました。 


 伐採の研修会でもありますので、切り株による伐採作業の検証も行っていきます。
 残されたツルの部分が平行に残っている必要がありますが、この伐採は奇麗に残っており問題ありませんでした。

 続いて、この木の樹高を測定してみます。
 伐採する前の4m竿を使っての目算結果は17~18m位となっておりましたが、その測定結果は19mでしたので、目算でも殆ど正確に測定できていることの証ともなりました。


 標準木となるこのスギの胸高直径は36㎝。
 樹高の測定結果は19mと判明しましたので、形状比は53.7(1900÷36)と鋸谷式で言う健全林の目安となる70を大きく下回る検証結果でした。
 
 しかし、次世代に繋ぐ森づくりを目指すためには、更に適切な除間伐を繰り返していく必要がありますので、今回の整備では50㎡辺りで2~3本の除間伐を実施していくこととなります。
 4m竿を使って50㎡内の本数を測定した後は・・・


 更に成長の良し悪しや曲がり木などの形状や間隔など除伐すべき木を選木し、伐採にもチャレンジです。
 養成講座受講生の皆さんには全員に伐採して欲しかったのですが・・・
 今回は土佐町地域おこし協力隊で間伐体験は積まれている井内晶子さんにお願いいたしました。

 残すべき木々の保護や後の搬出作業のこともあって横倒しでお願いいたしましたが、その結果は見事に期待に応えてくれるものとなりましたよ~!(^O^)

 
 受講生の中村旭登くん、藤田健吾くん、斎藤学さんのお三方には、チェーンソー体験を兼ねて玉切作業を応援していただきました。

 本来ならば、伐採作業も体験して欲しかったところですが、時間的な制約もあって次回の作業にお預けです。
 しかし、玉切作業とは言っても、真直ぐに切っていただかないと木材市場に出した時に3m材として認定してもらえなくなるかも知れませんので責任は重大ですよね。(笑)


 そんな研修会の様子を、山主さんも見学に来てくれておりました。
 研修が主体で除間伐作業としては中々進みませんでしたので、ヤキモキされたかも知れませんが関心を持って見に来てくれることは有難いことと言えますよね。

 そんな山主さんに対してアピールできたのは、オンちゃん達が主体となって実施してくれていた下刈りや伐採木の整理作業でした。
 前回の作業に加えて、この日も林内整理を順調に進めてくれていたことから、きっと満足してお帰りになられたのではないでしょうかねぇ。(^O^)

 
 この日の研修会で除間伐されたスギの木は僅かに3~4本でしたが、林内の様相は随分と明るくなってまいりました。
 地表にも陽の光が届くこの感覚を身に着けて行って欲しいものですよね。

 
 研修会の最後は丸太火鉢づくり。
 キャンプなどでは重宝がられている火鉢づくりにも挑戦していただきましたが・・・
 チェーンソーで丸太を縦切りしていくのは中々難しいもの。

 真直ぐに切れずに苦労していたみたいでしたが、キャンピンググッズに加工することができたのでしょうかねぇ。(笑)

 
 無事に定例会活動を終えての終わりの会では、受講生を中心に鋸谷式研修会の感想も聞かせていただきました。
 間伐の方法には色々ありますので、鋸谷式で進めなければならない・・・
 などと考えずに一つの知識として身に着けていただき、これからの活動に活かせていただければいいですよね。

 最後は、一足先に作業を切り上げて作業現場から更なる奥へと足を運んでいた一成さんからのビックリ報告。
 山中のパンクで途方に暮れていた女性に遭遇、修理を手伝ってあげたところ神さまに出会ったかのように感謝されたとのことでしたが・・・
 そりゃ~まさかこんなところへ救世主が現れようとは思いもできなかったでしょうから、神さまや仏さまのような存在に見えたと云うのも頷けます。

 流石、土佐の足長おじさんと呼ばれる一成さんだけのことはありますよね。(^O^)



2024年1月定例会活動報告・パートⅠ(第2154号)」に2件のコメントがあります

  1. うふふ~~頂きました、お裾分け~😆
    何と一成さんの神の降臨の成果、貴重な「シイタケ」・・夕食の鍋でダーリンと、しっかり食しましたよ~❤️

    さて、杉谷での作業ですが・・先に行ったはずの井上さん達が、予定の駐車場所に居らん・・😅はて、何処に?留めさん、一成さんにダーリンとしゅうちゃんはウロウロと日差し薄い場所で駐車。
    あちゃー、奥の日だまり温く温くスペースに先発隊を発見したが後の祭り~😱結局、昼ご飯は年寄り組は「冷やい~‼️」と言う残念な結果に・・奥は暖かい昼休みでご機嫌な時間となりました。しかしこれが「神対応」のきっかけになりました・・「おおの冷やいちや、わしゃもう昼から間伐止める‼️」と一成さんが、ポツンと一軒家に向かう途中のハプニングで、我が家の鍋材料をゲットしたのです。
    定例会、何が起こるやら解りません。こんなボランティアにも遭遇するんですね、私達の活動は本当にいい事だ~❤️

    今回は作業感想より、別の観点から報告した。お天気、最高の一日~皆様、お疲れ様でした‼️

  2. レディーババさま

    現地集合迄のハプニングや厳しい寒さの中でのランチタイムに、極めつけは一成さんの神の降臨による締め・・・と、今回の定例会活動も色々とございました。
    事務局長としては詳細報告に力を注ぎたいところではあるのですが、何せ今回の報告は鋸谷式間伐がメイン。
    このようにフォローしていただけますと有難い限りでございます。
    それにしても、冷えた身体に沁みわたるお鍋のお味は最高でした~!(^O^)

    事務局長

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