7月定例会活動&養成講座開講式報告(第1924号)

先ずは、土佐山運動公園でのオリエンテーションから


 7月定例会活動は、2008年10月から水環境基金で支援を受けてきたTOTOや四国銀行、井上石灰工業などとの協働の森づくりとして整備してきた土佐山運動公園での開催でした。
 更に、今回は救援隊の4年度のメイン事業の一つとなる「森づくりの若きリーダー養成講座」の開講式も並行して開催されることとなり、集合場所のテニスコートには受講生を含む20数名が大集結、久し振りに賑やかで華やかな定例会活動となりました。


 開会にあたっての田鍋隊長の挨拶は、第7波のコロナ感染への基本的な感染予防対策の徹底と、この時期には被害も懸念されるマムシや蜂などへの注意喚起からと・・・


 1年間に渡って開催される養成講座では、事務局長とともに講座のお世話や講師役も務めてもらうこととなる四宮成晴さんもお顔見せのご挨拶。

 病み上がりの井上靖彦さんには、救援隊活動からは回避してもらい森林インストラクターとして講座の応援に加わっていただきました。


 今回の講座への受講生は12名(定数10名)が応募してくれているのですが、コロナ感染拡大の中この日の開講式に出席できたのは、左から久冨陽子さん、高橋里帆さん、森岡千晴さんの女性陣3名と・・・


 土佐山運動公園への道を間違えてしまい、遅れての参加となった小川祐平くん(高知大3回生)の4名でスタートです。

 更に、オープン参加というか広報担当というか・・・、この講座に公私両面で関心を寄せてくれている高知新聞の八田大輔記者にも加わっていただきました。

土佐山夢産地パークにて養成講座スタート~!


 土佐山運動公園での全体会を終えた養成講座のメンバーは、土佐山夢産地パークへと移動。

 令和4年度の緑の募金事業の承認が決定となり、四国銀行や井上石灰工業からの支援も受けて実施されることとなった「森づくりを目指す若きリーダー養成事業」の開講式と12回講座の中の第1回目の講座が開講されました。
 開講式冒頭の隊長挨拶(下記に別途掲載)は、国費や協賛企業の応援もあって成り立っていることも踏まえて、森づくりのリーダーを目指して楽しみながら頑張って欲しいとの激励でした。


 事務局からの本講座の目的や1年間のカリキュラムについての説明の後は、早速四宮先生から全国の森林の現状や国の施策などについての講義でしたが・・・
 長年森林保全活動に関わってきた者でも、へぇ~と驚かされる話も盛り込まれており、中々意義深いものとなりました。


 続いては、高知県の森林の現状とボランティア活動として森林の保全に寄与してきている救援隊の活動について、3年度の活動実績を基に報告。
 ボランティア活動の心得なども話させていただきました。

 受講生の一員(?)としても同席していただき、真剣にメモも取っていただいていた八田記者でしたが、果たして記事の掲載に至らせていただけるのでしょうかねぇ。(^O^)


 午前中の講義を終えた受講生一行は、再び土佐山運動公園に戻り昼食タイム。

 救援隊が協賛企業とともに丹精を込めて整備してきたヒノキ林を散策。
 救援隊が目指している針・広混交林化への想いとその進捗状況も確認していただきました。


 最後に、本事業を推進していくにあたり必要なチェーンソーや刈払い機、チャップスなどの備品とオイルや替刃などの消耗品類も確認、事業応援への感謝の気持ちも募らせてもらいました。

養成講座開催にあたっての隊長挨拶

写真は、何れも以前のものを掲載しております

  
 この度の事業は、公益法人国土緑化推進機構が「緑の募金公募事業」で実施している助成金の中の「次世代育成公募事業(森づくりを担う人材育成事業)」に4年度の新規事業としてこうち森林救援隊が応募、「森づくりを目指す若きリーダー養成事業」として助成が決定したものです。
 また、四国銀行さま、井上石灰工業さまからの協賛金としてのご支援もいただけることとなり、本日の開講式を迎えることとなりました。
 この場をお借りいたしまして、お礼申し上げます。

 この事業は、「森づくりに関心のある若者(大学生を含む)が、森林や里山を保全していく活動に参加することにより、将来の森づくりのリーダーとして育っていく」ことを目的としているものです。


 講習では、林業概論を始めチェーンソーや刈払い機取扱い講習と併せて、選木、伐倒、造材、搬出までの総合実技講習を行うとともに、先進地視察として徳島県の自伐林家(橋本林業)の視察研修も計画しています。

 高知県は全国一の森林率(84%)となる豊かな森林資源に加えて、四万十川を始めとして仁淀川や鏡川など全国に誇れる清流を有しているほか、県土の大半を美しい海岸線が占めています。
 この講習では、この特性を活かしていく活動も検証できればと思っています。

 事業期間は、令和4年7月1日~令和5年6月30日までの1年間で、この間に毎月1回(宿泊型の合宿も含めると16日間)の講座が計画されており、長期間に渡る事業となっております。
 新型コロナウィルスによる感染拡大は未だに治まりを見せておらず、多くのイベント等が中止や延期となっている状況が続いておりますが、感染対策には十分に留意して対処していきたいものと思っておりますので、皆さま方のご協力もよろしくお願いいたします。

 
 最後となりますが、この講座の終了後には多くの皆さんが森づくりのリーダーとして活動・活躍していただけることに、大いに期待いたしております。
 森づくりの魅力を感じながら・・・、楽しみながら・・・、頑張ってください。

 こうち森林救援隊 隊長 田鍋俊六


 

7月定例会活動&養成講座開講式報告(第1924号)」に2件のコメントがあります

  1. ひとえに田鍋隊長にお詫び申し上げます・・土佐山の作業の写真を撮ってから、研修場所へと後追いで移動した為、山の中で迷子になってしまい開講挨拶に間に合わず・・従って写真は差し替えとなりました。お叱りはごもっとも、しかしあの道は独りでは行けんぞね・・・😱
    四宮氏の講義はなかなか為になりました、ただ昼ごはんにテニスコートまで戻るには時間が過ぎて事務局長は焦ってました。まあ受講生達が楽しい昼時を、きれいサッパリになった林内で味わえたのは、隊員全員の力ですね😃
    本当に気ぜわしい1日でしたが、無事終了し一安心‼️事務局長殿、本当にお疲れ様でした~😆

    いいね: 1人

    1. 養成講座は始まったばかりでまだ12分の1、否合宿を含めると16分の1(2回の補講も行われるかも知れませんので18分の1)が終わっただけなのですが、無事にスタートが切れたことでひと息ついているところです。
      只、直ぐに夏季合宿がやってきますので、その準備が大変なこととなっています。
      皆さん、応援の程よろしくお願いいたしますね~!(^O^)
      事務局長

      いいね

コメントを残す

以下に詳細を記入するか、アイコンをクリックしてログインしてください。

WordPress.com ロゴ

WordPress.com アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

Facebook の写真

Facebook アカウントを使ってコメントしています。 ログアウト /  変更 )

%s と連携中