森づくりの若きリーダー養成事業のための下見編(第1865号)

 救援隊が進める令和4年度のメイン事業の一つとして「森づくりの若きリーダー養成事業」が検討されておりますが・・・
 この日は、そのフィールドの一つとして活用させていただけることとなりそうな四万十町影野の西内山の視察でした。

 若きリーダー候補のお一人でもある西内大智君のお爺ちゃんが丹精込めて整備してきたお山ということでしたが・・・

 その山容は立派のひと言でして、元の林業家として山の購入から始まり、基幹道の敷設、間伐、搬出、そして製材加工と全ての過程を網羅してきたお爺ちゃんが整備してきた、集大成とも言える西内山の素晴らしさに圧倒された事務局長でございました。

 17haもの山全体に4mの幹線道路が敷設されており、搬出用の大型車両を搬入させることもできます。
 更に、所々には搬出材をプールできる土場も構えられており、市場の状況を判断しながら材を搬送・搬入していくこともできる状況でした。

 殆どの山は、国の森林整備事業(保育間伐)も使っての除間伐整備も行き届いており、山の稜線までがくっきりと確認できる素晴らしさ。

 この辺りは、伐採した材はそのまま採材搬出していくことも可能であり、今直ぐにでも換金していけるお爺ちゃんが残してくれた正にお宝状態。

 殆どのスギやヒノキは収益間伐ができる状態に成熟化してきており、お爺ちゃんの後を受けて大智くんが林業家として頑張って行ける山の条件を満たしている立派なお山でした。
 もう頑張っていくしかないよね~! 大智くん~!(^O^) 

 救援隊としては、彼の林業家としての自立のお手伝いをさせてもらいながら、これから手入れの必要な若年林を対象として除間伐整備や搬出、搬送の研修林として活用させていただければ有難いところですよね。
 只、その事業資金をどう工面していくのか・・・など、クリアーしなければならない課題も残っております。
 今後の動向にもご注目くださいね。(^O^)


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