3月定例会活動報告・パートⅠ(第2020号)

森づくりリーダーの養成講座も併用しての野市総合公園整備編


 救援隊の3月定例会活動の第1弾は、四国銀行、高知県、香南市と救援隊の4者の協働の森づくり協定(令和3年2月12日~5年3月31日)に基づいて整備を進めている県立野市総合公園での森づくり活動でした。

 3年間に渡って進めてきた同公園での協働の森づくり活動ですが、今月末で協定期間の満了を迎えることとなり、3月11日(土)は四国銀行との協働活動として3年間の区切りとなる最後の整備活動を行ってまいりました。

 3月のこうち森林救援隊(本隊)の定例会活動は、森づくりの若きリーダー養成講座の里山整備講習も兼ねて、11日(土)の野市総合公園と19日(日)のアジロ山の2度の開催となりますので、お楽しみに~!(^O^)


 開会式では、四国銀行の吉田佳史地域振興部長から「森づくりは短期間では達成できない。この協定は3年間延長されますが、長期的な展望を持って整備していくことが肝要ですので、引き続き応援していきたい」との力強いご挨拶をいただきました。

 一方、田鍋隊長からは、「県民の財産であるこの公園がこのように素晴らしい景観に大変貌を遂げることができたことは皆さんのご支援のお蔭。更に3年間の更新もお約束いただけましたことに感謝申し上げます」との御礼の挨拶でした。


 この展望台は、森づくり協定による整備に加えて県の事業によって周辺のシイやヤマモモ等の広葉樹も伐採されたことから、その視界は見違えんばかりの大変貌となってまいりました。

 春を通り越して初夏を思わせるような穏やかな好天となったこの日、その展望台には四国銀行や香南市、救援隊など総勢35名が大集結となり、締めの森づくり協定による整備作業に爽やかな汗を流していただくこととなりました。


 作業内容の打合せの後は、可憐なピンクの花びらを咲かせ始めたツツジも愛でながら、公園内整備作業へと取り掛かります。

 公園内での森づくり活動は、稜線に沿った遊歩道周辺の中小径木の徐伐採班と人工林内の広葉樹の除伐採やヒノキの除間伐整備班に分かれての作業開始です。


 子ども達もお手伝いできた作業は、遊歩道沿いの灌木類の除伐採整理作業。
 救援隊のオンちゃん達に切っていただいた灌木類の横積み整理のお手伝いでした。


 こちらのお子さんは、お父さんにも手伝ってもらって、ノコギリを使っての立木の伐採作業にもチャレンジです。

 ノコギリなんて簡単でしょ・・・何て思われる方もおられるかも知れませんが、簡単そうには見えても慣れないとで中々上手くはいかないものなのですよ。
 それでも諦めることなく繰り返しチャレンジしてくれていた子ども達に感謝です。(^O^)


 救援隊の皆さんにはちょっと足場の厳しい斜面での整備作業にあたってもらいました。

 足腰に不安のある吉田部長も整備作業に協力していただいていたようでしたが、作業後には痛みが出た・・・だ何てことにはならなかったのでしょうかねぇ。

 事務局長の孫娘も、将来の林業女子を目指して(?)のノコギリ挑戦のようでしたが・・・
 果たして、その一歩を踏み出せることとなったのでしょうか。(笑)


 一方、人工林の整備班では・・・
 整備作業に入る前に、先ずはチェーンソーの安全講習からの始まりです。


 作業中のチェーンソー事故を防止する上では絶対に必要なことですので、こうした講習は欠かすことができませんよね。

 基本的な安全講習を終えた後は、初めての方には玉切作業でチェーンソーの迫力も体験してもらいます。


 ヒノキ林での徐間伐作業の前に、先ずは井上隊員による模範間伐からとなりますが・・・
 込み合ったヒノキ林では、受口を切って追切りを行っただけで倒れてくれるものではありません。

 掛かり木の処理も済ませた後は、四国銀行森林サークルの皆さんにも挑戦していただきました。
 スギ林と違ってヒノキ林では、中々気持ちの良い伐採とはいかなかったかも知れませんが、伐採のノウハウを学べることにはなりましたよね。


 伐採終了後の集合写真の表情には満足感も漂っておりました~!(^O^)

 こちらは、近々ご結婚されるご予定のお二人さま。
 伐採作業も協同作業で無事に終えることができ、満面笑顔の記念撮影となりました。
 この日の活動とお持ち帰りとなったヒノキの鍋敷きを、独身時代の記念の一つとして忘れずにいて欲しいものですよね。(^O^)


 最後になりましたが・・・
 この日の定例会活動は森づくりの若きリーダー養成講座も兼ねての開催でした。

 そのテーマは企業や行政、ボランティアとの協働の森づくりでして、正にこの日の活動そのものが学習とも言えるものでした。

 四国銀行を始めとした環境先進企業と進めてきた16年に渡る協働の森づくり。
 現在の協働関係が存在できているのはこの歴史があるからこそと確認し合う中で、最後は令和5年度の養成講座の申請書を作成するに当たっての受講生の忌憚のない意見も聞かせていただく場のセッティングともなりました。

 この養成講座は、四国銀行や井上石灰工業などのご支援も受けての開催となっていることへの感謝の気持ちも忘れることなく、実り多き講習となるようにあと3カ月頑張ってまいりましょうね。(^O^)

3月定例会活動報告・パートⅠ(第2020号)」に2件のコメントがあります

  1. 暑いほどの日射しの中で、3年間を締めくくる四銀サークルさん達との定例会・・楽しかったですね。若きリーダー養成塾の同時進行もあり、記録写真はアチコチと汗だく☀️😵💦
    いつもなら間伐に汗する子供達をフォーカスするのですが、今回は・・凄い美人の参加をゲットしちゃいました~😁何かいいよね、若い女性の姿があるだけで・・いつも担当のステキな山本さんを写真に撮りますが、今回はついつい彼女に目が・・お話ししたら、1週間後に四銀の彼と結婚式を挙げるとかで、まあ仲良くカメラにピース~❤️
    ご希望の檜の鍋敷きを、隊からのプレゼントにお渡ししておきました‼️
    いつも楽しみにしている「四銀さんのお弁当」も、まだまだ味わえるらしいので、これからも楽しみです😆
    ところで、我が孫の「もう帰る~お弁当いらん・・」にはいささか参った。とにかくマイペースで言うことを聞かんコイツには、流石のババさんも1日中お手上げでしたわ~~😭

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    1. レディーババさま

      絶好の天候にも恵まれ楽しい定例会活動となりましたよね。
      協定の延長は勿論ですが、おめでたいお話も聞かせていただきましてこちらの方もウキウキした気持ちにさせていただきました。
      ・・・と、ここまでは最高~!

      只、マイペースで聞かん坊の悠人に振り回されたことは、お疲れさまとしか言いようがございません。
      孫たち二人を連れだしての「ドライブです・・・(^O^)」と嬉しがっている爺さんの苦労も少しはご理解いただけたこととお察し申し上げます。
      小学校の先生方って、ホント大変ですよね~!(笑)

      事務局長

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