2月23日(木) 横浜ニュータウン・クヌギ伐採の完結編
2月14日(火)のバレンタインデーから始まったオンちゃん部隊による横浜ニュータウン西側斜面でのクヌギ山の除伐採作業ですが・・・、トリの作業は天皇誕生日も関係なしの休日出動。🤧
しかも、この日は朝から冷たい雨の洗礼を受ける中、「今日はどうするが・・・?」の問い合わせが殺到する中での作業強行に、流石のオンちゃん達も閉口しながらの作業開始となりました。

そんな強引さが祟ったのか、朝一の作業から大失態の始まりです。
絶対に掛けてはいけない栗の大木にクヌギの木を掛けてしまいました・・・🤧


しかも、先に処理しておくべき手前にあったクヌギの木も巻き込んでの掛かり木に、対処の仕様のない状態に陥ってしまい悪戦苦闘させられることとなってしまいました。
株本での玉切りを繰り返した挙句に、危険を承知のうえで手前のクヌギに掛かっている枝先を落として、チルホールで引き出せる環境を整えていきますが・・・

700キロと500キロ対応のチルホール2台で引き付けてみますが、相互の枝先が差し込むように絡んでいて中々倒すことができません。本直径50cmで樹高が20m近くの大樹が倒れますと、その迫力は想像を絶するものとなります。


再度元玉の玉切りを行い、樹重の重さを軽減しての引き付け作業を繰り返して、何とか引き抜くことに成功です。
掛かり木が解消した時には腰が抜けんばかりの安堵感が漂うこととなりましたが、残材処理を終えて時計を見てみますと既に1時前。🤧
大本命の栗の大樹の伐採がまだ残っているのに、たった1本のクヌギの伐採に何と午前中一杯を費やすこととなってしまいました。
果たして、この日の内に仕舞いを付けることができるのでしょうか。


食事を取るだけとなった昼休みを終えての午後からは、2本残っていたクヌギの伐採から。
そして、今回の作業での最大の懸案木である栗の大樹の伐採へと入っていきます。
朝一の作業で和田(一)さんに木に上ってもらって東側に伸ばしていた大きな枝は払ってもらっていましたが・・・
何せ大樹のこと、心配は尽きません。


ワイヤーを掛ける場所も10メートル余りの高さにセットしての重心の反対方向である山側に向けての伐倒チャレンジでした。
喉がからからになるような緊張感を抱きながらの受口や追切り作業となりました。
一応クサビも打ち込んではみますが樹重に押されて効きません。


後は、福留御大の率いるチルホール班にお任せするしかなくなりましたが・・・
やはり山側へ引き倒すには無理がありました。
2本のチルホールで引いたり緩めたりの作業を繰り返しても、枝先が揺れる程度で倒すところには至りません・・・🤧


仕方なく、最後は柿の木の痛むことも覚悟の上で柿畑の方向へと倒すことに・・・
その結果、数本(3~4本)の柿の木の一部を傷付けてしまい、断腸たる想いもさせられることになってしまいました。
ご依頼者の方にはご迷惑をお掛けすることとなったことは本当に申し訳ございませんでしたが、事務局長としては民家に倒し込んだ訳ではなく怪我の被害も起こらなかったことへの安堵と感謝の作業となりました。

荒れ放題だった竹木類の除伐とクヌギや栗の大樹(40本程)の伐採整理でしたが、こちらが4日間(32人役)のオンちゃん達のボランティア活動の成果です。

最後は、色々とございましたが山主さんは勿論のことご近所の皆さんからも「明るくなって本当に良かった・・・」と喜ばれる作業となり、この日の厳しさや苦しさも忘れ去るかのような大満足のオンちゃん達でございました~!(^O^)
お疲れ様です。
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横田さま
ありがとうございます。
このようなコメントがオンちゃん達の大きな励ましとなっておりますので、今後ともよろしくお願いいたしますね~!(^O^)
事務局長
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皆さんお疲れ様です。
すごい技量です。
年明けからの作業にはびっくりの連続で、私なんかは現場に寄り付けないのではと思う連続の事務局長のブログです。
ただただ読むばかりです。
猪野
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猪野さま
ここのところのオンちゃん部隊の活動は、ボランティア活動の域を完全に凌駕しており対応の再検討を協議しているところです。
もしもこのような活動が今後も続くようでしたら、ボランティアではなく新たなプロの部隊として活動していく必要があるとの認識になってきました。
オンちゃん部隊が猪野さんの復帰を妨げるものではございませんので、ご安心くださいませ~(^O^)
事務局長
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私は復帰に向けて、動ける身体維持の節制あるのみですね。
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