オンちゃん部隊2月ダイジェスト・パートⅨ(第2012号)


2月21日(火) 横浜ニュータウン西斜面のクヌギ除伐採編


 巨木化してきた広葉樹の葉が民家の樋を詰まらせて困るので伐採して欲しい・・・とのご要望にお応えして始まった横浜ニュータウン西斜面でのクヌギの伐採作業。
 バレンタインデーの2月14日(火)には、その準備のための下草刈りや竹木類の除伐採などの林内整理を行っておりました。


 そして、2月21日(火)にはメイン作業となるクヌギの伐採作業に当たっていくため、11名のオンちゃん達に集結してもらうこととなりました。


 クヌギは落葉広葉樹でして冬場は葉を落としていることから分かり辛いかも知れませんが、いづれも樹高が20m近くはある大樹ばかりですので気の抜けない作業が強いられることとなりました。

 先ずは、民家や柿畑の方向に倒れる心配のない中腹から尾根側などの林内の奥にあるクヌギの伐採から着手です。


 株本直径50cmで樹高が20m近くの大樹が倒れますと、その迫力は想像を絶するものとなります。

 倒れた衝撃で枝先が飛び散ることもありますので、注意が必要となります。
 当然、伐採方向にいると大怪我のもとともなりかねませんので、退避してもらってからの伐採ですが気は抜けません。


 無事に倒すことができれば、枝先を落とし幹部は玉切りにして林内に横積み整理していきますがこれも大変な作業です。

 この日、伐採処理されたクヌギは大小合わせて15本位。
 大変な作業でしたが、11名ものオンちゃん達が集結してくれたからこそ成せる技ですよね。


 侵入してきていた孟宗竹に灌木類や奥にあったクヌギも除伐され、クヌギの森としての景観的としては素晴らしいものとなってまいりましたが・・・
 伐採作業はこれからが本番ですよ~!

2月22日(水) チルホールでのクヌギ伐採編


 春の到来を思わせる陽気となったこの日の朝。
 通り道となる春野運動公園には、今年初めて見るカワズザクラが可憐な花びらを揺らせておりました。

 しかし、この日からは更に気の抜けない作業となる住宅や柿畑に隣接したクヌギの伐採へと突入です。
 集結してくれたオンちゃん達の表情にも一様に緊張感が漂っておりました。


 絶対に住宅の方向に倒す訳にはいきませんので、1本1本にワイヤーを掛けチルホールで引き倒していく必要があります。
 先ずは、そのセッティングから・・・

 そして、チルホールによる引き付けを確認してから受け口を切り、慎重に追い切りを入れていきます。


 後は、チルホールの引き付けを信じて見守るだけでしたが・・・
 見事、1本目の大樹は狙い通りの伐採成功です。


 そして、続いては果たして引き倒せるのか・・・と心配していた枝先が別のクヌギの木に絡んでいた難物の伐採です。


 チルホールの引き込む力を信じての挑戦でしたが・・・
 大先輩の福留御大のパワーに頼って何とかクリアーです。(^O^)


 この日の最後の難関はこちらの2本のクヌギでした。
 直下には民家が迫ってきていますので、失敗は許されません。

 最後はヒヤッとする場面もございましたが、何とかクリアー。
 山側からも住宅地を望む展望が開けてまいりました。


 後は、この山一番の大樹の伐採を残すのみとなってまいりましたが・・・
 さて、どうなるのでしょうかねぇ。

オンちゃん部隊2月ダイジェスト・パートⅨ(第2012号)」に2件のコメントがあります

  1. う~ん、老人力のパワーにひたすら感服・・😅ダーリンの帰宅は午後5時半、何と昼ごはんもそこそこに八時間労働とか。身体中が痛いと嘆く辺りは、まだまだ若いわ~😍さぞかし御大老のトメさんなんかは、忘れた頃に痛みが・・イヤイヤ、きっと忘れてしまう事だろうね~😁いやはや、皆様本当にお疲れ様でした‼️

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