1月18日(水) 土佐神社・楼門修復工事応援の立木伐採編
この日は、1月12日(木)に枝払いを済ませていた大杉(10数本)の幹部の伐採作業。
そのまま横倒しにしてしまいますと参道の石段を傷付けてしまう可能性もあることから、伐採作業は大型クレーンをレンタルして吊り倒す作業となりました。

大型クレーンを使っての作業は、鳥坂山、星神社、禅師峰寺での伐採作業に続いて4回目となり、ある程度慣れてきたとは言え、気の抜けない作業の連続となりました。


先ずは、参道東側の伐採から。
この木は杉ではなく広葉樹のようでした枝先は付いていませんので、吊り上げは問題なし。
幹部を切り離した後、参道沿いの通路に寝かせてもらって無事に伐採完了です。


こちらの大杉は3m程の高さで切られていて幹部の中は空洞状態でした。
石垣迄は届かないことも確認したうえで、ロープをかけて引き倒すことに・・・
幹の中は空洞で重みはないとは言え、倒れるときの迫力は中々のものでしたよ。
建造物を傷めることなく処理出来て一安心でした。


続いては、放送用のスピーカーがついていた杉ですが・・・
現在は使われていないそうで接続線を切断しての伐採です。
只、この木は住宅側に大きく傾いていたことや枝先の除伐処理ができていないこともあって、チェーンソーを入れていくには流石に緊張が走りましたが・・・

大型クレーンの威力は流石です。
オペレーターの高度な技術もあって、ゆっくりと通路側に傾けながら徐々に吊り下ろしてくれました。


この木もご覧のとおり株本付近には腐りが入っていて空洞化が進んできておりましたので、今回の伐採で近隣の住民も安心されたのでないでしょうかねぇ。
搬送による整理は、この木1本で2トンユニックが満載状態となっちゃいました。

参道東側の伐採では、ひっきりなしに行き来する車や通行人に注意しながらの作業が強いられることとなり、手を止めることもしばしばの状態でした。


それでも、何とか予定の木々は全て伐採完了となり、最後に残った今回の作業での最大の懸案木への挑戦です。
当初は、中断で一度切り離す方針でしたが・・・
幹の中は予想以上に空洞化が進んできているようでクレーンが重量にも耐えられると判断、元から一気に切り倒すこととなりました。


全員に緊張が走る中、株本の切り込みが終わり巧みなクレーンの操作で寝かせることができた時には安ど感と拍手も起こりました。(^O^)


その切り株はご覧のとおり予想以上の空洞状態でした。
市道側の痛みが特に激しかったから地震や大きな台風にでも襲われれば倒れていたかも知れませんので、お社の関係者は勿論のこと近隣の住民からも感謝される作業ともなりました。
大役を済ませた和田(建)さんが、へたり込んでしまう気持ちもよく理解できますよね~(^O^)


この日の作業で、10数本あった立木の伐採は全て完了です。
思わず、笑みがこぼれてまいりますよね。

後は、伐採後の残材整理を残すのみとなりましたが・・・
皆さん、ホントにご苦労さまでございました。(^O^)
まさか2回目のこの日に、全ての伐採を済ませるとは思いませんでした。使用するチェーンソウの重さ、またエンジンを掛ける時の力の半端なさ・・その上振動は予想外の大きさ、年寄りやおばはんには無理で~す😉まあダーリンも何度かは挑戦したのですが、最後の方は「手が痺れて、もう持てん・・😭」状態でしたから。
しかし、本当に1日で全部切ってしまうとは・・凄いおんちゃん部隊です、改めて感心しました。お疲れさま~皆様‼️また御神木達にも、ここまで社を見守ってくれたのですから「心からありがとうございました、長い間お疲れ様・・」と感謝の念を‼️
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レディーババさま
あのロゴソール用のチェーンソーに装着していたバーの長さは25インチ(62㎝)ですので、手元に来る振動の強さは爺さんの手を破壊するには十分なものでした。
1本や2本を切る位ならまだしも5本ともなると、手がしびれて動かなくなるのもご理解いただけるかと思います。
この日の作業後、数日間は事務仕事をしようにも字が書けない状況でした・・・🤧
御神木といえば、あの最後に倒した杉は一体何年くらい経っていたのでしょうかねぇ。
100年や200年ではないかも知れませんので、ひょっとすると長宗我部時代から参拝者を見守っていたのかも知れないと考えてみますと、ロマンを感じますよね。
おっしゃるとおり、心から長い間お疲れさまと念じておきたいものです。
事務局長
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