12月定例会活動報告・四万十町編パートⅠ(第1984号)


初日は、影野の人工林での除間伐研修会


 救援隊の12月定例会活動は、アジロ山の「森のようちえんイベント」の応援に続いて今月2回目の開催でして、四万十町を舞台にしての宿泊型の定例会活動も香北町で開かれた養成講座の夏季合宿に続いての2度目となりました。

 その初日の講習には養成講座の研修生が9名も参加してくれましたが、その中には新たなお仲間として4名の大学生が含まれるという久し振りに大変フレッシュな定例会活動となりました。


 四万十町の朝の気温は5度。
 朝陽が差し込んでくると気温差から靄が発生してきて何とも言えない幻想的な世界を醸し出してまいります。
 何だか、大自然からも「頑張れ~!」のエールを送られているかのようにも感じられた事務局長でございました。(^O^)


 定例会の会場となった影野の西内山は、朝一に集まってくれた8名(もうお一人は少し遅れての参加)の研修生たちへの期待と熱気に溢れておりました。


 養成講座の研修生であるとともに救援隊への入隊も表明していただきました大学生たちには、救援隊のグリーンヘルメットが支給されました。

 久冨陽子さんは、初回の開講式からの参加でしたが、ヘルメットの給付を受けていなかったそうで、この日大学生たちとともに晴れて授与されることになりました。


 新入隊員の皆さんには「ピカピカのグリーンヘルメットは棚に飾りっ放し・・・」だ何てことにならないように、これからも精力的に頑張って欲しいものですよね。(^O^)


 朝一のセレモニーと作業内容の打ち合わせも終わり、新入隊員や養成講座の受講生たちはチェーンソー講習会へと入っていきます。
 今回のメインの講師役は森林インストラクターとしても活躍中の井上靖彦隊員。

 チェーンソー取扱いの安全講習の後はキャップスの正しい装着についての指導も行います。


 そして、エンジンの始動やチェーンソー作業の正しいしい姿勢についての注意も受け、玉切り作業への挑戦です。


 林内に入っての立木の伐採講習では、少し遅れての参加となった西土佐青年団の山沖直樹さんも早速のチャレンジでした。

 高知大の小川祐平くんは、先輩隊員としての活躍振りでしたが・・・
 やはり、込み合ったヒノキ林は強敵でして、残念ながら気持ち良い伐採とはいきませんでしたね。(笑)


 農業大学の藤田健吾くんは電動ノコギリなら使ったことがあったそうなのですが、16インチのチェーンソーの迫力にはちょっとお腰が引け気味、あと半歩前へ・・・(笑)

 立木の伐採でトップバッターの頑張りを見せてくれたのは、紅一点の久冨陽子さん。
 学生たちに養成講座の先輩らしさを示していただきましたよ~(^O^)


 高知大の大中昭徳くんは、初間伐とは思えないような積極性を発揮。
 ちょっと木に近づき過ぎじゃないかと心配させられるところもございましたが、合格です。

 工科大の舛谷豪くんは、作業中の写真ではなく笑顔の素敵な伐採終了後のポーズでの紹介とさせていただきます。
 何だか、間伐作業の楽しさが伝わってきますよね。(^O^)


 舛谷くんの1年先輩である大湯弘也くん。
 先輩らしさを示したいところとの思いも込めての挑戦だったのか、姿勢は言うことありません。
 只、込み合ったヒノキ林での伐採ですので爽快にドスン・・・とはいきませんよね。

 そこで、体力勝負(?)となる掛かり木処理に登場してくれたのは、お爺ちゃんの跡を継ごうと林業家を目指している西内大智くん。
 今年から通い始めている林業大学では一体どんな勉強をされているのでしょうか。
 独り立ちとなってくれる日を楽しみに見守っていきたいものですよね。(^O^)


 最後の終わりの会では、そのお爺ちゃんから「この影野の山(17ha)は、皆さんが好きなように研修林として整備してもらって結構です」とのビックリ発言も飛び出してしまいました。(笑)
 勿論、この広大な森を全て整備できるものではありませんが、そう言っていただけるだけでも有難いことですよね。(^O^) 

若者たちとオンちゃんとの夢の語り場となった交流会編


 初日の間伐研修会を終えた一行は、満州軒での焼肉パーティの開催です。
 目も開けていられない位の煙にまみれながら語られたのは、将来の森づくりについての想いでした。


 救援隊のジャニーズとなった5人衆。
 お宿に帰ってからも語らいは止まるところを知りませんでしたが・・・
 彼らがこれからの救援隊活動に新風を吹き込んでくれることは間違いありませんよね。(^O^)

 12月定例会報告四万十町編は、次号の道の駅「とおわ」編へと続きますよ~!(^O^)

12月定例会活動報告・四万十町編パートⅠ(第1984号)」に4件のコメントがあります

  1. 「救援隊ジャニーズ」これから先が楽しみですねぇ~😍

  2. いえ、若者に期待するのではなく信じるのです。この思いを託すのではなく、自分達で造る事が出来ると念じるのです・・なぜなら未来は現在だから‼️
    私は後30年生きる、その間に・・高知の山が、四国の緑、日本の自然、アジアいえ青い地球が甦ると信じています。だから、僅かな時間であっても細やかな思いで念じる・・人任せにはしない、引き継いでもらう事も大事。けれど・・未来は今なのです。小さな思いではあるけれど、自分なりの行動がなにより大切だと気づいています。

  3. あと30年と云わず半世紀でも1世紀でも先の世界まで見守ってくださいな~!
    私はさっさと若者に託して、ゆっくりさせていただきますので・・・(笑)

    事務局長

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