オンちゃん部隊10月ダイジェスト・パートⅠ(第1951号)


10月1日(土)~2日(日) チェーンソー講習会の応援編


 オンちゃん部隊の10月活動のスタートは、高知県森と緑の会が開催している森林ボランティア養成講座の応援からとなりました。
 今回は、同講座の中のチェーンソーの実技講習が担当で、初日はアジロ山での丸太を使っての玉切り訓練でした。


 その研修生は9名。
 真新しいチャップス姿も眩い登場でした~!(笑)

 先ずは、高知県森と緑の会の井上さんから当日の研修内容についての説明と緑の募金事業への協力の呼び掛けもございました。


 そして、いよいよ講習の始まりですが・・・
 メインの講師は、チェーンソー講習ではすっかりお馴染みとなっている井上靖彦先生。(田植さんと事務局長はサブ講師)

 定評の温和な語り口でチェーンソーの安全な取扱いについて、丁寧に説明してくれておりましたよ~!

全員ではなくて申し訳ないのですが、研修生の玉切作業姿です

最後は、丸太を使っての受口と追切りの訓練でしたが・・・


 この時は事務局長も講師として奮闘しておりましたもので、残念ながらアップの写真が撮れておりません。
 只、水平切りには悪戦苦闘させられながらも真剣に取り組んでくれておりましたこと、報告させていただきますね~!(^O^)

二日目は人工林での除間伐講習


 チェーンソー講習の二日目は、数年前に国庫金事業で整備させていただいていたヒノキの人工林(いの町・西村山)を使わせていただいての徐間伐研修でした。
 その入口付近は再び侵入竹や灌木類に覆い尽くされてきておりましたので、先ずは研修前に除伐採のひと仕事から。

 安全に作業できるように林内の視界も確保してからの除間伐研修の始まりですが・・・
 山歩きに慣れていないと、作業現場まで辿り着くのも中々大変です。


 豊かな森づくり目指す徐間伐作業では、先ず伐採すべき木と残していく木の選木が重要。
 伐採木が決まれば、周りの状況も良く観察してから伐採方向を決め処理していきます。


 トップバッターのYさんは、前日に研修していたチェーンソーを水平に当てていくための構えができていますよね。

 伐採後の切り株を検証いたしますと、狙い通りの伐採ができていたかのかどうかが一目瞭然に分かるものなのですが・・・
 果たしてその結果はどうだったのでしょうかねぇ。(^O^)


 こちらは田植班。
 結構傾斜のキツイ場所での講習となっていたようでしたが、大丈夫だったのでしょうかねぇ。

 只、Hさんはチェーンソーを使用した経験もおありだそうで、ご覧のとおり余裕の伐採完了となりました。

 
 除間伐整備が必要なヒノキ林では、伐採木の殆どは掛かり木状態となってしまいます。
 掛かり木の処理は、通常の伐採作業とは全くの別物でして危険が倍増してきます。

 木がどのように動くのかの想定や意外な事態への対処も求められることにもなりますので、経験も必要となってきますよね。


 掛かり木の処理の難しさと危険性を目の当たりにされて、我がことのように感じられたのでしょうか・・・
 皆さん真剣な表情で見守っておられましたよ~!


 この木も、残念ながら掛かり木。🤧
 しかし、これだけ混み合ったヒノキ林での除間伐作業ですから掛かり木は仕方のないこと。
 後は安全に掛かり木処理を済ませることが肝要です。

 無事に倒せた後は、枝払いと玉切り作業を済ませての横積み処理です。
 チェーンソーによる事故は、こうした枝払いや玉切り処理中に起こることの方が多いので十分な注意が必要ですよね。


 無事に研修を終えて、整備を済ませた林内を眺めながらの下山です。
 ここまで整備を進められれば、提供していただきました山主さんにも喜んでいただけるのではないでしょうかねぇ。

 二日間の実技研修を終えて、井上講師からは「折角、講習を受けられたのですから忘れない内に実技体験を積んでいってくださいね」との講評でしたが、救援隊でも頑張って欲しいものですよね。

 最後は、伐採木の業務に掛かる特別教育終了証を受け取り、全過程の終了です。
 これで地域貢献の新たな担い手の誕生となったのですが、安全には十分に配慮して経験を積んでいって欲しいものですよね。(^O^)

オンちゃん部隊10月ダイジェスト・パートⅠ(第1951号)」に4件のコメントがあります

  1. 森とみどりの会の講習会、こうち森林救援隊からは猪野さんと二人して参加しました。何と言っても私達以外の7名はヤングでして、10代の高知大のO君に始まり20代・30~40代の若者ばかり・・座学にしても実技にしても、ハンディキャップは欲しかったで~す😅

    さて、実のところ・・チェーンソウ手帳は古の昔しに取りましたが、法改正の為補講を受けぬまま消滅~😱で、今回取り直し参加でした。がしかし、再度勉強し直しは自分にとって良かったと思いますね。20年近く前の私には、解らず仕舞いの資格摂取でしたから・・これからはボランティア活動に、積極的に参加出来ますね!

    実技1日目、余裕綽々と思いきや・・事務局長の写真では、腰が引けてました。まして水平切りの受け口は60℃角が上手く入らない、追い口は距離感つかめず・・😅
    2日目のヒノキ間伐は・・選木が悪かった、頭頂部が極端に曲がっていた為に「倒す」はずが「倒れた」・・せっかくクサビまで買っていたのに、使う前にヒノキは勝手に倒れてしまい出番無し~う、う、う・・😅
    山の斜面では女性陣が、エンジンを掛けづらく悪戦苦闘‼️16インチのチェーンソウは重い・・か弱いおばちゃまもさすがにエンジン始動は苦労しました、が・・10インチのチェーンソウ、クリスマスプレゼントに欲しいな~事務局殿♥️

    森とみどりの会の井上さんや篠原さん、こうち森林救援隊の皆様、今回は本当にいろいろとお世話になりありがとうございました‼️また、田植先生には御自宅のトイレまで・・奥様にはくれぐれもよろしくお伝え下さいませ~😆

    1. 救援隊の終了証発行に繋がるチェーンソー講習会といえば、対象がシルバー人材センター会員向けが殆どでしたので講師の皆さんもこれまでにない新鮮さを感じたことでしょうね。
      これからの森づくりは若者に託していかなければなりませんので、森と緑の会とも協力して継続的に進めていく必要性を感じました。

      徐間伐講習では混み入ったヒノキ林での除間伐の難しさを痛感させられたことでしょう。
      殆どが掛かり木になり、まともに倒れてくれた木は1本もなかったように聞きましたが、これは仕方のないこと。
      安全作業の励行を基本に、ボランティア活動の中で訓練していってくださいませ。

      我が家にはサンタさんはやってきませんので、10インチのチェーンソーはご自分でお構えくださいませ~!(笑)
      事務局長

      1. 返信
         くそ~~😜たまにゃ、プレゼント位したら?
        ダイヤや毛皮が欲しいと言っている訳ではありませ~ん、たかがチェーンソウだぜ・・孫にはクリ・プラするくせに~~~😱
         

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