森づくりの若きリーダー養成講座の夏季合宿開催編
こうち森林救援隊の8月定例会は、香北町の杉田ダム湖畔に佇む素敵な別荘を借り切って、3年振りとなるBBQ交流会付きの開催となりました。
今回は、森づくりの若きリーダー養成講座の夏季合宿も兼ねての開催でして、交流会ではオンちゃん部隊を主体とした救援隊のメンバーと受講生(6名)との交流も図られることとなり、大変意義深い定例会活動となりました。



集合場所となる香北町の「道の駅美良布」には20名近くが集結。
テレビ高知の「頑張れ高知!ECO応援団」の取材も受けながらのスタートです。
田鍋隊長の開会の挨拶に続いて、四国銀行の吉田佳史地域振興部長からは、「四国銀行のCSR活動やSDGS活動の一環となる活動であることは勿論ですが、長くお付き合いをさせていただいている救援隊への恩返しの意味も含めて応援させてもらっている」旨の有難いご挨拶もいただきました。
救援隊活動への参加は今回が初めてとなった3名の受講生(左2人目から、山沖直樹さん、林田翔平さん、槇尾絢子さん)には、今後の救援隊活動への参加も呼びかけ、グリーンヘルメットを授与させていただきました。


朝の打合せを済ませた後は、野市総合公園の展望台周辺での下草刈り整備班と、香北町の「大荒れの滝」周回コースでの自然探索班に分かれての活動開始です。
荒尾正剛高知県森林インストラクター会長(写真右)と井上靖彦森林インストラクター(中央)のお二人には、森林の多面的機能の説明や森の楽しみ方についてのご案内役をお願いいたしました。


自然の森での豊かな植生についての学習を進めながらの散策の先には、ホッと一息つけるスポットとなる涼風の吹き抜ける赤橋出現。
その見上げた視界の先には、水量豊富な大荒れの滝の雄大な姿が控えておりました。
養成講座開始の高知新聞の情報を基に、森を守ることの大切さを学びたいと参加してくれていた槇尾絢子県議(写真左)も地元自慢の自然スポットにはビックリのご様子でした。

この日も、平地は35度近くのうだるような暑さでしたが、マイナスイオンたっぷりの滝つぼ周辺は全くの別世界。
爽やかな涼風をたっぷり浴びて、思わず笑顔も零れてまいります。


荒尾会長が発見し、受講生に手渡している枝葉はミズメの木。(樹皮を傷つけると水のような樹液が出ることからついた名だそうです)
その枝を折って匂いを嗅いでみると、サロメチールのような爽やかさでした。
えぇ~、ホント~!?
うそでしょう・・・と、大騒ぎ。(笑)
最後は、この樹液でサロンパスができているのかなぁ・・・の声も上がっておりました。


井上インストラクターがレクチャーしてくれているのは、シカの食害防止対策。
伐採後の再造林で植えられた苗木をシカの食害から保護するため、1本1本を囲っておりますが、大変な手間ですよね。
歌のお姉さま(シンガーソングライター)である森岡千晴さんは、ヘルメットにシダの葉でコーディネート。
まさか、それでステージに立つつもりなのでしょうかねぇ。
救援隊としては、宣伝にもなりそうなので有難いのですが・・・(笑)

最後は、荒尾会長の用意してくれた資料で森林の多面的機能についての野外講義。
中でも、林産物の供与については興味津々のご様子でした~!
救援隊の8月定例会活動報告は、パートⅡへと続きますよ。(^O^)