オンちゃん部隊8月ダイジェスト・パートⅠ(第1929号)


大津小学校での庭木の剪定&伐採作業編


 8月活動のスタートは、大津小学校での庭木の剪定&伐採作業からとなりましたが・・・
 その初日の活動となる2日(火)の作業には、春野運動公園グランドキーパーの福原さん(写真:後列右から2番目)が「公園管理業務では、日頃からお大変世話になっているから・・・」と、何と休暇まで取って応援に駆けつけていただきました。

 財団の元理事長の猪野さんが頑張ってくれていることもあってのことなのでしょうが、救援隊の活動も評価していただいてのご協力に感謝しながら、有難く応援していただくこととなりました。


 大小合わせて20本ほどの庭木の剪定作業(一部は伐採もあり)に入る前に、先ずは確認の意味も込めての坂本教頭先生と剪定の高さなどについての打合せです。

 そして、福原さんによる高所作業車を使っての剪定作業に入ってもらうこととなりましたが・・・

 人力作業となると大変な手間と時間に危険も伴うところですが、バケット操作のオペレーターもいないという全くの単独作業でスイスイと進んでいきます。


 そのお蔭で、校庭の西側にあったクスノキやキンモクセイ、西洋ヒノキなどがあっという間に剪定されていきます。


 午後の作業の開始後間もなくのこと、高所作業車で剪定できるエリアの樹木は全て完了させていただきました。

 午後からは、機械力の凄さに感動させられつつ、また福原さんの有難いご協力に感謝しながらの剪定された残材の整理作業となりました。


 一方、高所作業車の入れない奥の中庭では大木化してきたシマトネリコの伐採が行われておりましたが、建物を傷付けないよう枝先の切り落としからの作業です。

 足場の確保も儘ならない樹上での、分割枝の1本1本にロープをかけての枝切り作業は大変な手間がかかるだけでなく危険も伴う作業なりますよね。


 枝切りが終われば、次は株本からの伐採。

 その作業は、オンちゃん部隊ではまだまだ新参者でチェーンソー作業は研修中と言える、元財団理事長の猪野氏による挑戦でした。


 休憩タイムは、朝一に野菜やスイカの差し入れを持ち陣中見舞いに来てくれていた高橋隆さんのスイカで涼をとらせていただきました。

 そのご本人は、この日から帯状疱疹で1週間は投薬治療が必要となったそうです・・・🤧


 午後からは、中庭での整備作業における懸案事項の一つであったヤマモモの剪定でしたが・・・
 その作業に名乗りを上げてくれていたのは、何と最長老の福留の御大だったようです。

 ヤマモモの木は枝分かれが多くて上り易い木ではあるのですが、木が裂けてしまうこともありますので気が抜けません。
 そうした木の性質も承知した上での御大の登場のようでした。

 これだけのヤマモモの大木ですから、一体何カ所で切り落としていったのでしょうかねぇ。
 見事に剪定を済ませて、悠然と下りてくる御大の姿は誇らしくもあり輝いて見えてまいりますよね。(^O^)

8月3日(水) 二日目はクスノキの大樹の剪定


 この日の高知市の最高気温は33.8度。
 しかし、朝からの厳しい日差しには気温以上の暑さを感じさせられ、じっとしていても一気に汗が噴き出してくるほどの異常な暑さの中での作業開始となりました。


 この日の作業は、今回の大津小学校での庭木整備作業の最大の懸案事項となっていたクスノキの大樹の剪定。

 校舎の階段側に大きく伸ばしてきている枝葉の処理をどうクリア―していくか・・・
 作業開始前に、イメージを膨らませながらの打合せです。


 階段の踊り場から長ノコギリで切り落とせるものを処理した上で、残りはロープで引き倒していくことといたしましたが・・・
 後は、誰が木に上って対処していくかですよね。

 その名乗りは、一成さんから上がりましたが・・・
 数年前までは、「むっちゃん、私はチェーンソーを使って木を切ることはできませんからね」とおっしゃっていたとはとてもとても思えない奮闘振りでした。


 高所恐怖症の事務局長は、只々恐れ入って安全に終了することを願うのみの状態でしたが・・・
 「一旦上ると下りるのも大変だから・・・」と、休憩も樹上で済ませての連続作業です。


 その束の間の休憩中に、ご本人が樹上から撮った写真がこちらですが高所感は伝わりますでしょうか。

 命綱を付けての作業とは言え、2階建て校舎の屋上の高さと変わらない樹上での作業ですので、「もしも・・・」のことが起こると大変なことになります。


 気の抜けない一番上部の作業を終え、最後は数本残った枝葉を落とせば完了です。
 最後の一本が処理されたときの安堵感は言葉では言い表せませんでした。

 その仕上がりはご覧のとおり。
 見事に人力による剪定作業を完了させていただいた一成さんに感謝の事務局長でした。
 ホント、お疲れさまでございました。(^O^)

 次号の第3弾~第4弾でも、大津小学校での庭木の剪定作業編は続きますよ~!

オンちゃん部隊8月ダイジェスト・パートⅠ(第1929号)」に2件のコメントがあります

  1. 大津小学校に着くやいなや、児童保育の子供達に遭遇・・きっと夏休みのプールがあれば、校内はもっと賑やかだった事でしょうね。早くコロナが終息して、夏休みのプールが再開される事を願わずにはいられません。

    さて作業1日目は、カッコいいおんちゃんの高所作業車報告から・・ウィンウィンと機械を自在に操作する手さばき、バッサバサと切り落とす姿は軽業師のごとし・・あっという間に作業終了でして、見とれてしまったのは私だけではなかったようでした。
    またあちこちでおんちゃん達が頑張ってまして、写真撮影も忙しい~😆
    猪野氏の初間伐は残念ながら見逃し・・後ででっかい切り株を発見、けっこう大変だったでしょうね。
    また、長老のやまももの剪定もなかなかのものでして、涼しい顔して高木に居座る姿はカッコ良かったですね‼️80才にしてあの元気パワー、どこから出て来るのか知りたいですね~😆
    終わりには剪定された木々の山をユニックに積み上げ、あの太陽の下で作業する皆さん・・本当にご苦労様でした。

    さて2日目もこれまたピーカン天気のスタートでしたね、最後の大物のくすのきは見上げるばかりでして・・校舎に掛かる枝(まあ幹みたいなものです)は、切り落とすとドスンと跳ね返るほど。ましてこの高いくすのきに登り、チェーンソウで切り刻んでゆく一成おんちゃんは凄いです、「尊敬~~😅」のひと言しかありません。長老にしても、皆さん我がおんちゃん部隊は本当に凄いです‼️
    まだまだ感激した事はありましたが、1日目の作業終了後に4回目のコロナ接種をした私・・2日目の午前中は何ともなかったに、昼ごはんが終わりゴロンコしたらそのまま起きれん、午後はひたすらおんちゃん達を眺めつつ応援するだけとなりました。やっぱり、おばさんも年だわ~😱反省して、またイチから出直しで~す。皆さんこの暑さの中、どうか無理をなさらぬようにして下さいね~‼️

    1. 今回の大津小学校での庭木の剪定作業は、何と言っても福原さんによる高所作業車での応援が有難かったですよね。
      そして、オンちゃん部隊の長老組の奮闘振りにも頭が下がる思いをさせられました。
      無理をさせてはいけないことは重々分かってはいるのですが、「これは自分の役割り・・・」とばかりに名乗りを上げてくれ、見事無事にこなしてくれた長老たちに心底感謝させられることとなった事務局長でございました。
      高所恐怖症さえ克服できれば、何とか対処していきたい気持ちは持っているのですが、樹上で動けなくなることが見えていることから「私がやります・・・」とは言えませんでした。🤧
      また、連日の猛暑の中にも関わらずそれぞれの役割りを果たしてくれて、今回の剪定作業の目途を立ててくれたオンちゃん達の奮闘に感謝の事務局長でございます。

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