オンちゃん部隊6月ダイジェスト・パートⅠ(第1907号)

6月1日(水) 今西山整備編


 6月のオンちゃん部隊のスタートは、春野町民有地でのシイの大木伐採から。
 以前からご依頼を請けていたものでしたが、この木の伐採方向には光ファイバーや電柱の支柱線も入っていて、伐採方向を誤ると大変な損害を与えてしまうことにもなりかねないという極めて厳しい状況でした。


 作業場所は春野町のアジサイ街道沿いの一角で、丁度アジサイの花も咲き始めたばかりでしたが・・・
 厳しい作業とは裏腹のように、可憐な花たちが緊張を和ませてくれておりました。


 ご依頼の伐採木は、ご覧のとおり丁度この光ファイバー線(左側)と2本の支柱線(右側)との間に倒すしかないという厳しいもので、少しでも左右にぶれてしまいますと一大事にもなりかねません。
 一時はお断りすることも頭を過りましたが、この木の重心は伐採すべき方向に傾いておりましたので、強行することにいたしました。


 伐採作業にあたる前に、先ずは支柱線に被さってきていた枝を切り落としてもらいますが・・・
 株本は畑から3m程の高さにあり、木に上ると更に3~4m視線が高くなることから相当な高度感となりますので、高所恐怖症の事務局長には考えられない世界となってきます。

 そんな事務局長の心配を余所に、「大丈夫、大丈夫。楽しんでやっているんだから・・・」と、全く気にする素振りはございません。🤧
 そのお蔭で、支柱線を覆っていた枝先は取り除かれました。


 これで、倒す方向さえ間違えなければ支柱線等を傷つけてしまう心配は解消できましたので、いよいよ緊迫の伐採作業へと入ります。

 その結果は・・・
 事前の枝払いの効果もあって、支柱線にも触れることなく狙い通りの方向に倒すことができました。
 光ファイバー線にでも倒しかけてしまいますと大変なことになっていたところですので、一成さんのこの喜びのガッツポーズも頷けますよね。


 伐採は大成功となったのですが・・・
 これだけの大木となると、その後の整理作業がこれまた大変なことになります。

 やっとの思いで枝葉の処理も済ませて、最後は幹部。
 このサイズに切っても3人掛かりでやっと済ますことができました。


 最後は、別動隊で道路脇の竹や灌木類の除伐にあたってくれていたお二人さまとも合流。
 集合写真の撮影となりましたが、笑顔がこの日のハードさを物語っていたのかも知れませんね。(笑)
 無事に済ますことができて、ホント何よりでした。(^O^)


オンちゃん部隊6月ダイジェスト・パートⅠ(第1907号)」に4件のコメントがあります

  1. 実はこのしいの木・・近所の子供達には「トトロの木」と呼ばれていると聞きました。私としては切りとうは無い~😅
    がしかし、どでかい枝葉は光りファイバーに絡みつき山主さんにとっては責任問題・・伐採するしかありません。自然との共存の難しさを感じた伐採でもありました。
    それにしても精鋭部隊のとあるじーさまの高所の曲芸や、残務処理に当たったじーさま方のお姿、目に浮かびます。本当にお疲れ様でした~😉さぞかしお家でのビールは美味しかった事でしょうね👍

    1. トトロの木ですか・・・(^O^)
      確かに、そのように感じる子どもたちがいることも確かなことなのでしょうが、今回伐採したシイの木は大木とは言えども樹齢がせいぜい30~40年生の木でして、500年から1000年近いトトロの木(クスノキ)と比べると、足元にも及ばない世界と言えますよね。
      只、どんな木にも命が宿っていることは事実であり、伐採するときには自然への畏敬の念を抱きながら作業していくことが大切なことですよね。
      子どもたちには、そうした想いもしっかりと伝えていきたいものと思いで頑張っている爺さんたちでございます。
      晩のビールのお味は格別でございましたよ~!(^O^)
      事務局長

  2. このところビールの減りが速い・・😱ましてあの高いワイン(井上ワイナリー産)はピッチが速すぎる・・え~かげんにせんかい(千回)~~財布がもたんぞ~😭  赤字の家計簿担当者より

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