5月定例会活動報告・パートⅠ（第1897号）

　四国銀行、高知県、香南市、救援隊の4者のパートナーズ協定（令和3年2月12日締結）による本年度の協働の森づくり事業が、県立野市総合公園を舞台としてで5月14日（土）に開催されました。

　当日は朝方まで本降りの雨となり一時は開催も心配されましたが、ふたを開けてみれば絶好のイベント日和に恵まれることとなり、四国銀行の関係者（29名）を含む総勢70名ほどが公園整備活動や堀田先生の指導によるバードカービングなどを楽しみながら交流を深めることとなりました。

　先ずは、開会式を始めとしたセレモニー編からお届けいたします。　

　イベント開催前の準備作業として・・・
　先ずは、救援隊のオンちゃん部隊の面々による駐車場や展望台周辺の下草刈りからの着手です。

　その整備された展望台広場でのセレモニーの開催でしたが・・・
　今回はテレビ高知（eco応援団）やケーブルテレビ、高知新聞の取材も受けるというマスコミ各社からの注目も浴びながらのスタートとなりました。

　四国銀行の吉田地域振興部長からは、絆の森での人工林の整備も大切なことですが、家族揃って参加できるこのような里山整備も大切なことで、大変有難い取り組みとなっている旨の開会のご挨拶でした。

　田鍋隊長からは、四国銀行との協働による里山整備は今回で早くも4回目となっていることや救援隊設立以来から変わらぬ協働の関係を構築してくれていることへの御礼の挨拶となりました。

　パートナーズ協定の推進者とも言える高知県（竹崎林業環境政策課長）からは、「野市総合公園がこのように美しい公園として復元してきていることに心より感謝している。これからは県民に愛される公園づくりを目指して努力していきたい」旨の感謝のお言葉をいただきました。

　同じく同協定のパートナーである香南市（農林水産課の児玉さま）からは、「皆さまのお力添えで野市総合公園が美しく様変わりしてきていることに感謝しています」とのちょっと緊張気味だったのか直立不動でのご挨拶もいただけました。(^O^)

　救援隊と井上石灰工業との協働の森づくりにおけるパートナーズ関係は、井上石灰130周年の森（高知市鏡）や熊野神社（南国市稲生）での協働活動など、10年来のお付き合いとなっております。
　今回は、四国銀行の発行するSDGs私募債「地域応援債」を活用して救援隊を応援してくれることとなったことのお披露目もあって、井上孝志社長自らがわざわざ駆け付けていただけたものでした。
　そのご挨拶にありました「ハチドリの一滴」の気持ちは忘れることなく、これからもボランティア活動に取り組んでいきたいものと思わさせられた事務局長でございました。

　四国銀行の地域応援債担当は、四銀森林サークルとの協働活動で20年近くのお付き合いとなっているコンサルティング部の吉田さん。
　そのセレモニー紹介では、「予てから救援隊には何らかの形で恩返しをしたいと思っていたが、やっとその思いを叶えることができました」との嬉しいコメントも添えていただきました。

　私募債手数料の1％を活用して購入させていただけた応援物資は、救援隊の屋外活動では不可欠と言っても良いくらい重宝な発電機。

　目録とともに既に購入させてもらっていた現物もお披露目させていただき、今後の活動にフル稼働させていただくお約束となりました。