事務局長が高知市役所に入庁したのは半世紀以上前(1970年)のことになりますが、その頃から知る人ぞ知る桜の名所の一つとして有名だった江ノ口川沿い(升形商店街北詰)の桜並木。
50年位が寿命と言われているソメイヨシノですが、ここの桜も遂に枯れ果ててしまい景観を損なうばかりか通行の妨げにもなってきたことから、今回北奉公人町1丁目町内会からのご依頼によって伐採整理されることとなりました。


これまでは樹木が川への転落を防止する役割を果たしてくれていましたが、枯れた桜とともに桐や琵琶、キンモクセイなどの街路樹も伐採されることとなりましたので、跡にはガードレールが設置されることになるそうです。



こちらは桐の木ですが・・・
伐採するにはロープだけが頼りとなりますので、できるだけ枝先は切り落としておきます。
桐の木は予想以上に柔らかく、細い枝ならノコギリででも十分に切れる位なのですが・・・
その分樹上での作業は、木が大きく揺れることもあって慎重さも求められました。



枯れた桜に桐の木、棘だらけの低木街路樹などの除伐採整理を済ませた後は、この日の最後の作業となるキンモクセイの伐採です。
もしも、江ノ口川へと倒してしまいますと後処理が大変なことになりますので、ツルを十分に残したうえでロープで引き倒していきます。
この日の伐採はこのキンモクセイで終了ですが・・・
伐採後の整備作業がまだまだ大変な作業となります。


この日の作業で、半分程は伐採終了となりましたが、右端には手間の掛かりそうな大きな琵琶の木やその手前には川に覆い被さっている広葉樹も残っています。
応援していただいたオンちゃんは2名でしたが・・・
まだまだ余裕綽々福留の御大に比べて、「キツかった~!」の表情の一誠さんの疲労度が気にかかる事務局長でございました~(^O^)