協働の森づくり事業(里山偏)の一環として、(一財)日本森林林業振興会高知支部からの助成も受けて、県立野市総合公園で進められている木柵や階段の修復作業ですが・・・
昨年末に木柵の修復は済ませておりましたので、この日は最後の作業となる階段の修復作業へと取り掛かることとなりました。
年明け早々からスケジュールがタイトとなってきており、この日は折しも高知市シルバー人材センター会員向けの講習会開催とも重なっており、人出不足も懸念されるところでしたが8名が大集結してくれておりました。



先ずは、公園内に一時保管していた振興会からの助成金で購入していた防腐剤注入材の搬送から。
今回の修復内容は、枕木の腐敗が進んだ正面の階段は避けて(旧階段部分には低木街路樹を植樹して、植込みとして管理する予定)迂回したルートに新しい階段を敷設する計画です。
予定の迂回ルートに新しい枕木をセットして、ルートの安全性も確認していきます。



そして枕木を固定するための楔を打ち込み・・・
打ち込んだ楔と枕木をボルトでしっかりと固定、はみ出た部分はカットしていきます。
旧階段との境には木柵を立ててロープで仕切り、安全性を確保。


階段には土を入れ固めますが・・・
後は「雨降って地固める」の諺のとおり、自然の成り行きにお任せすることにいたしましょう。
プロの土木技術者がいる訳ではございませんでしたが、これでテイピーテントなども設置されている公園内の散策ルートの安全が確保され、階段の修復&敷設作業は完了となりました。
春になって気候も良くなってくれば、公園内に子どもたちの歓声も聞こえることとなるのでしょうね。(^O^)