12月1日(水) てくとこ会・広葉樹伐採整備編(第1827号)

 社会福祉法人の「てくとこ会」が事業所兼事務所を瀬戸東町から長浜の(旧)看護専門学校跡地へと移転させるにあたって、敷地内の広葉樹(10本程)や立ち枯れ状態となっている桜の木の剪定や伐採を行うこととなり、長野礼三理事(写真:前列中央)から救援隊にその整備のご依頼が届いておりました。

事務所の移転が控えていることから作業期間は12月1日(水)~15日(水)までの2週間程度しかなく、早速この日からのスタートなりました。

先ずは立ち枯れした桜(ソメイヨシノ)の伐採から。

ここの桜は何れもてんぐ巣病に罹ってしまっていて、見るに忍びない位に朽ち果てておりました。

大風が吹くと何時倒れてもおかしくない状況でしたので、元からの伐採です。

 こちらの桜の枝先は未だ生きてはいましたが、肝心の主幹部に空洞ができる程の腐りが入っていました。 

 本来なら伐採すべきところなのでしょうが、来年の春の花の咲かせ具合も見てから・・・と云うことで、取り敢えず腐った幹部の剪定で様子をみることとなりました。

 建物の北側に植えられていたケヤキやカシ、モミジなどの広葉樹(10本)は、只でさえ悪い陽当たりを悪くして湿気が溜まり建物への弊害も起こしてきていたことから、斜面の竹や灌木類とともに全てを除伐することとなりました。

 そんな作業に、11月の植樹祭で救援隊に入隊となった高橋信史くんも参戦。

 オンちゃん達の指導の下、初めての体験となる広葉樹の伐採にも挑戦してくれておりました。(^-^)

 精鋭揃いとなった今のオンちゃん部隊にとってはこの程度の伐採作業ならあっという間の出来事で済ますことができるのですが、問題は伐採後の後処理でして整理作業が大変な手間となりました。

  膨大な量の枝葉類の処理は、この日のために応援に駆け付けてくれた中平さんによるチッパー掛けと、奥の土砂除けのコンクリート壁のなかに細かく切り刻んでの処理でした。

 幹部については、薪材として活用するため積載可能なサイズに裁断して、ユニックの元まで搬送していきます。

 この日木の駅日高へと搬送され、貴重な薪材として活用されることになった広葉樹はユニック1車分(約1.5トン)となりました。

 作業はいよいよ大詰め。

 残されていた枝葉類の処理も済ませると、後は清掃作業でこの日の整備は完了です。

 鬱陶しかった北側の裏庭でしたが、斜面の竹木類も処理されたことからご覧のとおりスッキリとしてまいりました。

 庭木も風情があって必要なものなのですが・・・、植栽する種類や場所の選択も大切なことと云えますよね。


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